水泳の泳法って全部でいくつあるかご存じですか?「え?、クロール・背泳ぎ・平泳ぎ・バタフライの4泳法」だけじゃないんですか?
いいえ厳密にいえば、泳ぎ方という点に於いては4泳法だけではありません。
今回は一般的な4泳法以外の泳ぎ方についてざっくりと焦点を当てて解説していきます。
この記事をきっかけに水泳の知見を広げて頂ければ幸いです。
水泳の泳ぎ方は大体どれくらいの種類があるの?
スイミングクールの最初の頃はプールサイドでバタ足練習(キック)、そのあとビート版を使いバタ足(キック)の練習やを行いました。
小学生に入った頃から4泳法
・クロール
・背泳ぎ
・平泳ぎ
・バタフライ
上からと順当に習得していきました。
スイミングスクール・学校の授業では4泳法だけ習い、一般的には「水泳の泳ぎ方は4泳法」だけと思われがちです。
しかし、泳ぎ方は4泳法以外にも存在しており、実際に競技で使われる”ドルフィンクロール”
日本だけの独特の泳法、”日本泳法”があります。
泳ぎ方に関してですが、あくまで泳ぎ方の種類を中心に取り上げますので、大幅の割愛をお許しください。
一番早い泳法ドルフィンクロール
ドルフィンクロールは人類最速の泳法で、4泳法を使って表現するなら「クロール+バタフライ」といった感じです。
解説するとスクロール(手)はクロール、バタ足(キック)がバタフライで泳ぎます。
日本泳法
4泳法以外の泳法としてドルフィンクロール以外には日本泳法というが存在します。
日本泳法には様々な流派が存在し、挙げると
・神統流 ・観海流
・小堀流踏水術 ・水府流水術
・山内流 ・向井流水法
・神伝流 ・水府流太田派
・水任流 ・主馬神伝流
・岩倉流 ・能島流(野島流)
・小池流、
といったものがあります。
調べると日本泳法だけの大会もあったりしました。
水泳の泳ぎ方はどうして4泳法が主流なの?
これまで4泳法以外の泳ぎ方として「ドルフィンクロール」、「日本泳法」と解説しました。
ではなぜ4泳法が主流なのかというと、まず日本泳法に関しては競技の自由形では違反にならず使うことも可能です。
しかし速さでは4泳法の1つのクロールに敵わず。日本泳法と4泳法はそれぞれ作られた目的が異なり、速さを競うための泳法として作られてない日本泳法は使われません。
人類最速泳法であるドルフィンクロールというのも自由形で使えます。
しかし使用するに人にとってはスタミナ消耗と腰と背筋の負荷が激しく、「一番疲れる泳法は何?」と聞かれたらドルフィンクロールのバタ足の元になっているバタフライです。
バタフライがしんどい理由は独特なバタ足で、両足を揃えて早いテンポでメトローノムの如く打つうえに、体全体のバランスを維持するために全身の筋肉を消耗。特に背筋と腰を使い体力を激しく消耗し疲れた記憶が・・・
バタフライのバタ足(キック)で体力を消耗し、クロールの手のせいでさらに腰と背筋の負荷がかかるので、この泳法だけで泳ぎ切るのは厳しいです。
まとめると、日本泳法は遅すぎてあまり使われない。
ドルフィンクロールは体への負担とスタミナの消耗が激しすぎて泳ぐのがしんどい。
それで必然的にクロール、背泳ぎ、平泳ぎ、バタフライがメジャーになるわけです。
水泳の泳ぎ方は全部でいくつの種類があるの?どうして4泳法が主流なの?まとめ
今回は水泳の泳ぎ方は全部でいくつの種類があるのか、なぜ4泳法が主流なのかについて説明しました。
4泳法以外の泳ぎ方として、「ドルフィンクロール」 「日本泳法」を取り上げ、実際泳ぐとなると難しいかもしれません。
4泳法以外で水泳を楽しみたいなとお思いになられたら、youtubeにて「ドルフィンクロール」「日本泳法」の詳しい泳ぎ方が投稿されていますのでご参考にしてみてください。
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